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順天堂大学と楽天メディカル㈱（本社：東京都世田谷区）は、同大が実施するオープンイノベーションプログラム「ＧＡＵＤＩ（Ｇｌｏｂａｌ Ａｌｌｉａｎｃｅ ｕｎｄｅｒ ｔｈｅ Ｄｙｎａｍｉｃ Ｉｎｎｏｖａｔｉｏｎ）」で、楽天メディカルによる技術基盤「イルミノックス®プラットフォーム」を基にした新たな治療法『イルミノックス治療（光免疫療法）』のさらなる発展に向けて取り組みを進めることなった。
ＧＡＵＤＩは、順天堂大の大規模臨床プラットフォームを活用した研究開発支援プログラムで、〝新たな医療技術の社会実装（実用化）〟という目的実現に向け、各研究者・企業等に必要な支援をオーダーメイドで提供している。
楽天メディカルは、同社の技術基盤「イルミノックス®プラットフォーム」を基に開発された医薬品「アキャルックス®点滴静注２５０ミリグラム」（一般名：セツキシマブ サロタロカンナトリウム（遺伝子組換え））と医療機器レーザ装置「ＢｉｏＢｌａｄｅ®レーザシステム」を用いた「頭頸部イルミノックス治療（光免疫療法）」について、世界で初めて国内で「切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部癌」を効能・効果として、厚生労働省から製造販売承認を取得している。
今回の取組を通じて、楽天メディカルは、順天堂大の知見とネットワークを活用することで、「イルミノックス®プラットフォーム」を基にした新たな治療法の研究開発や実臨床ニーズへの対応などを目指す。
また、順天堂大医学部附属順天堂医院では、昨年１２月から楽天メディカルが提供する「頭頸部イルミノックス治療（光免疫療法）」が導入されており、頭頸部がん患者の治療選択肢が拡大する。
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