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順天堂大学大学院医学研究科感染制御科学は、新型コロナウイルス感染症対策としてのマスク着用が３月13日から緩和されることを受け、新型コロナウイルス感染症対策に限定した重要項目をまとめた『ウィズコロナ・チェックリスト。』を作成・公開した。
チェックリストは、オフィス換気編とオフィス管理編の２部構成。換気編は、順天堂大と清水建設㈱が２０２１年２月開設した「Ｐａｎｄｅｍｉｃ Ｒｅａｄｙ共同研究講座」で共同開発中の感染リスクアセスメントツールから抜粋して作成。また管理編は、国際的第三者評価で定評のあるスコア方式を用いて同大大学院医学研究科感染制御科学が独自に開発した。
チェックリストは、コロナ感染症対策の準備状況が点数で客観的にわかるもので、オフィス版をはじめ、今後も飲食店版、アリーナ版など続々と登場予定。
オフィス換気編は、五つのチェック項目で構成。それぞれ０～２点の範囲で評価し、合計点により「良好」「注意」「危険」の目安を提示している。チェック項目例は〝複数の人が集まる部屋に定員が設定してある〟という問いに対して、○定員を定めていなければ → ０点、○換気量にかかわらず定員を定めていれば→１点、○換気能力に見合った＊定員を設定していれば→２点。
オフィス管理編は六つのチェック項目から構成されている。それぞれマイナス２～２点の範囲で評価し、合計点により「良好」「注意」「危険」の目安を提示している。
チェック項目例としては、「職場でのマスク着用に関するルールがある」という問いに対して、○着用に関するルールを設定していなければ→０点、○発声する場面（会話や電話応対など）でのマスク着用を推奨していれば→１点、○さらに、発声がほとんどない場面での着用を積極的に免除していれば→２点、○場面にかかわらず一律に、マスクを外すこと、あるいは着用することを求めていれば→マイナス２点。
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