2022年9月12日 【近畿大】近大マグロをはじめとする研究成果を贅沢に使用 産学連携で生まれた『近大味めぐりおせち』の第2弾を発売

■ポイント□

〇近鉄百貨店の包括連携協定の一環で、大学の研究成果である食材を使用したおせちの第2弾を共同開発

〇「近大マグロ」「近大みかん」など近畿大の研究成果を食材としてふんだんに使用した、ハレの日にふさわしい和洋折衷のおせち料理

〇農学部の学生が商品企画の提案を、文芸学部の学生がお重を包む風呂敷などのデザインを行い、学生が農業・食品関連ビジネスについて実学で学習

 

近畿大学と㈱近鉄百貨店(大阪市)、㈱新魚栄(大阪市)は、近畿大の研究成果である食材を使用した近鉄百貨店オリジナルのおせち『近大味めぐりおせち』の第2弾を共同開発した。9月16日(ネットショップは15日午前10時)から、限定250セットで予約販売を開始する。

近畿大と近鉄百貨店は、平成29年(2017年)に締結した包括連携協定の一環で、㈱新魚栄を含めた産学連携により、近畿大の研究成果である食材を使用した近鉄百貨店オリジナルのおせち『近大味めぐりおせち』を昨年商品化した。このおせちが大いに好評であったことから、第2弾として令和5年(2023年)用のおせちを共同開発した。

大阪黒門市場の老舗鮮魚店である㈱新魚栄の監修のもと、世界初の完全養殖クロマグロである「近大マグロ」と「近大マダイ」などの海産物をはじめ、「近大みかん」「附属農場産の青梅」「近大おいし鴨」や、農学部の学生(アグリビジネス実習生や学生サークル「GAVRi」)が育てた野菜を盛り込んだ。

さらに、農学部のアグリビジネス実習の一環で商品開発した「あまいもグラッセ」、薬学部で共同研究を行っている「紀州アカモク」、近畿大が包括連携協定を締結している福島県川俣町の川俣シャモや奈良県曽爾村の曽爾高原トマトなど、第1弾よりも使用する近大関連食材を増やし、ハレの日にふさわしい和洋折衷のおせち料理に仕上げた。

今回のおせちの商品化にあたり、農学部農業生産科学科農業経営経済学研究室(担当:大石卓史准教授)の学生が商品企画の提案を行い、文芸学部文化デザイン学科(担当:後藤哲也准教授)の学生がお重を包む風呂敷と祝箸用の箸袋、お品書きのデザインを行っている。


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