2022年7月12日 【近畿大】農学部食品栄養学科×なら歴史芸術文化村 子供の自尊心育成を目指した「親子食育プログラム」を開催

■ポイント□

〇近畿大農学部となら歴史芸術文化村が共同で全4回の親子食育プログラムを開催

〇子供だけで料理を完成させ、保護者にもてなすことで自己肯定感や自尊感情を育む

〇伝統的な食器や食具を使用することで、子供の食や伝統文化への興味、関心を引き出す

 

近畿大学農学部(奈良市)食品栄養学科は、なら歴史芸術文化村(奈良県天理市)と共同で、今年7月から10月にかけて、未就学児の自己肯定感や自尊感情の発達を促すことを目的とした、親子食育プログラムを開催する。

近畿大農学部食品栄養学科給食経営管理学研究室が監修し、講師を務める同プログラムは、子供が全工程を一人で行う料理教室を核とし、一つひとつの工程にクリエイティブな仕掛けを盛り込むことで、効果的な食育が行えるように工夫されている。

料理を一人で完成させ、保護者などの大人に褒めてもらうことで、自信やチャレンジ精神を養う。またその際に奈良の伝統的な食器やテーブルウェアを使用することで、子供の食や伝統文化への興味、関心を引き出し、モノを大切にする気持ちを養う。

このほかにも、食は人と人との関わりをもたらすコミュニケーションアイテムであることに注目する、テーブルコーディネートを学ぶなど、食環境にも目を向ける機会を提供。見て、触って、感じて、表現する全4回の親子食育プログラムとなっている。

今回、なら歴史芸術文化村で開催することで、歴史、芸術、食と農など、奈良県の誇る文化に直接触れることができる絶好の機会となることが期待される。


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