アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は近畿大学(大阪府東大阪市)との産学連携の一環として、近畿大学附属湯浅農場(和歌山県有田郡湯浅町)が栽培・研究する「近大柑橘」と「近大マンゴー」のコラボ商品を開発した。
「近大柑橘」を使用したお菓子は、現在販売中の『ぱんだの手むきみかんバウム 近大みかん使用』に続く第2弾で、今回は、ブラッドオレンジを使用したポップコーン『パンダフレンズ ぽっぷこーん 近大柑橘・ブラッドオレンジ使用』を8月6日から販売する。
さらに、「近大マンゴー」を使用したオリジナルメニューをパーク内レストラン2店舗で、8月11日から販売する。1987年からマンゴーの栽培研究をしている湯浅農場の「近大マンゴー」は、冬季の消費燃料をおさえる省エネ栽培法で育てているため国内の主要な生産地に比べ出荷時期が遅く、真夏の太陽をよりたくさん浴びることでなめらかな口当たりと濃厚な甘みをもつことが特徴。
みかんの産地で有名な和歌山県有田郡湯浅町に位置する近畿大附属湯浅農場では、農学部の学生約60人と技術員が多種にわたる柑橘を丹精込めて育てている。ブラッドオレンジは、果皮と果肉にアントシアニン色素を含む真っ赤な柑橘で、爽やかな酸味と甘味、濃厚なコクが特徴。
その「近大柑橘」ブラッドオレンジの果汁を贅沢に使用し、爽やかな酸味で甘さのしっかりしたオリジナルポップコーン『パンダフレンズ ぽっぷこーん 近大柑橘・ブラッドオレンジ使用』を製造しました。商品の製造にあたり、ブラッドオレンジの加工とポップコーンの製作は地元の就労支援事業所「おかし工房SAWA」と「あすの実」で行われ、果実を一つずつ丁寧に手剥きしている。