近畿大学建築学部大学院総合理工学研究科建築デザイン専攻の垣田博之准教授ゼミと、グローバル大型家電ブランド「13年連続世界ナンバーワン」のハイアールグループ日本法人であるアクア㈱(大阪市)は、コインランドリーの魅力を最大限に生かす空間デザインの共同研究を行っている。11月22日に、学生がアクア株式会社の社員に向けて、設計案をプレゼンテーションする。
近畿大建築学部の垣田ゼミでは、〝社会的、技術的なテーマに基づく建築デザインの実践〟を研究テーマとして、企業や自治体と産官学連携の取り組みを行っており、今年9月に、アクア㈱とコインランドリーの空間デザインに関する共同研究契約を締結した。
共同研究では、本屋やカフェといった施設を併設することでコインランドリーの魅力を最大限に生かす空間デザインを構想し、模型や図面、3DCGなどを用いて建築設計作品を制作している。
今回、学生6名がそれぞれの設計案をアクア㈱の社員にプレゼンテーションし、コインランドリーの新しい魅力の発信に向けて実用化を目指す。
今回発表する6案は、12月8日・9日にパシフィコ横浜で開催される「国際コインランドリーエキスポ2022」のAQUAブース内で展示される。