2022年4月18日 【近畿大】学生・院生対象の起業支援プログラムが始動 7年までに100社のベンチャー創出目指す

■ポイント□

〇大学発ベンチャー創出のため、起業支援プログラム「KINCUBA」を始動

〇大学を挙げて起業家育成に取り組み、教育プログラムや人的ネットワークを提供

〇令和7年(2025年)までに100社の大学発ベンチャー企業創出を目指す

 

近畿大学(大阪府東大阪市)は4月22日㈮、近畿大学生と大学院生を対象に、起業支援プログラム『KINCUBA(キンキュバ)』のオープニングイベントを開催する。同プログラムを通して、令和7年(2025年)までに100社の大学発ベンチャー企業の創出を目指す。

近畿大では現在、大学全体として起業支援の取り組みを強化している。取組の一環として、医学から芸術まで網羅する多様な研究分野や、56万人を超える卒業生ネットワーク、モノづくりのまち東大阪市・八尾市の地域特性、さらに今年4月開設の情報学部が持つ最先端DXの技術など、同大の強みを生かした起業支援プログラム「KINCUBA」を始動する。

プログラムでは、学生と大学院生、教員ら起業を目指すために必要な学びやマッチングのサポートをはじめ、各分野のメンターによる相談受付、キャンパスを活用した実証実験など、起業マインドの醸成から法人設立・事業展開まで一貫してサポートする。

22日のオープニングイベントでは、KINCUBAのリードメンターに就任する㈱パースペクティブ・メディア代表取締役社長の小口日出彦氏を基調講演の講師に迎え、海外と日本のスタートアップ企業の違いや、同大に求められる起業家育成のあり方を語ってもらう。

また、すでに起業している学生が登壇し、トークセッションも行う予定。


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