2022年12月12日 【近畿大】学生がキャンパス内でサウナイベントの実証実験 燃料には近大が研究開発したバイオコークスを使用

□ポイント■

〇起業を志す学生がサウナの魅力を伝えるためにキャンパス内でサウナイベントを企画

〇学内の施設を利用し、事業化に向けた調査検証を実施

〇燃料に近畿大が開発したバイオマス固形燃料「バイオコークス」を使用

 

近畿大学は12月9日、東大阪キャンパス内にあるBLOSSOM CAFÉの屋上で、起業を志す経営学部経営学科3年の谷 勇紀さんが企画したテントサウナイベントの実証実験を行った。サウナの燃料には、近畿大学が開発したバイオマス固形燃料「バイオコークス」を使用した。

近畿大では、令和7年(2025年)までに大学発ベンチャー企業100社を創出することを目的として、今年4月から起業支援プログラム「KINCUBA(キンキュバ)」を始動し、起業家マインドの醸成から法人設立までをサポートしている。

今回、「KINCUBA」のプログラムを活用して起業を志す谷さんが、自身が起業を計画しているテントサウナ事業の検証のためにキャンパスの施設を利用したイベントを企画した。

当日は、BLOSSOM CAFÉの屋上に設置されたサウナテントでは、同大学生、教職員が水着を着てサウナで温まった後に冷水シャワーで汗を流し、キャンパスを見渡しながら外気浴を体験した。

また、テントサウナのストーブの燃料には、同大が開発したバイオマス固形燃料「バイオコークス」を使用し、研究成果を体感する機会とした。また、イベント実施後には、今後の事業化に向けた課題の発見等を目的に参加者からアンケート収集を行った。

さらに、BLOSSOM CAFÉ1階で学生起業家が運営する「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」で、サウナ企画と連動し、当日限定メニュー”サウナラーメン”の販売も予定している。


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