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■ポイント□
〇Ｏｓａｋａ Ｍｅｔｒｏ主催「ぶらりウォーク」で文芸学部生が企画したコース「奇奇怪怪☆大坂巡り」を実施
〇若年層の興味を引く、学生目線のアイディアや意見を取り入れたコースで地域活性化への貢献目指す
〇学生は企画立案から当日運営までを行うことで、実学で課題解決を学ぶ
大阪市高速電気軌道㈱（大阪市、大阪メトロ）と近畿大学は、大阪メトロが主催するイベント「ぶらりウォーク」で、７月１０日㈰に、近畿大文芸学部文化デザイン学科の学生が企画したまち歩きコース『奇奇怪怪☆大坂巡り』を開催する。
「ぶらりウォーク」は、平成２５年（２０１３年）にスタートした大阪市域を歩きながらまちの魅力を再発見するウォーキングイベント。これまでに６２回開催し、延べ４万００００人以上が参加している。今回の取組では、学生が企画立案から当日の運営まで行うことで実学での課題解決を学習。また、昨今、若年層の参加が少ない「ぶらりウォーク」に学生目線のアイディアや意見を取り入れることで、幅広い層の参加を促し、地域の活性化を目指す。
インスタ映え狙う
学生が企画したコース『奇奇怪怪☆大坂巡り』は、大阪の歴史について興味を持ってもらえるような約８．５㎞のコース。大阪の神社仏閣や史跡に潜む奇怪な伝説に焦点を当て、いつもと違う気分を味わいながら散歩をしてもらいたいというコンセプトのもと、学生が各スポットの選定や説明文の作成などを行った。
インスタ映えを狙って、大きな獅子殿が特徴的な難波八阪神社をコースに入れたり、イベント終了後にはウォーキングでかいた汗を流せるようにスパワールド世界の大温泉をゴールにしたりと、学生ならではの目線で工夫を凝らした。
今回の取組を通じて、学生が企画立案から当日の運営までイベント実施にかかるプロセスを体験することで、近畿大文芸学部文化デザイン学科のカリキュラム・ポリシーに掲げる〝プログラムをデザイン／構想し、プロデュースしていく人材〟の育成につなげる。また、駅を中心としたコミュニティと連携し、街の魅力を発見することで、地域活性化への貢献を目指す。
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