□ポイント■
〇近畿大薬学部による「青みかん」の研究成果に基づいて開発された機能性表示食品
〇ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する機能性表示食品として発売
〇基原原料の温州みかんは、和歌山県有田地方の「近大青ミカン組合」やア・ファーマ近大の管理園地で、栽培方法・成分含量・風味にこだわって栽培
近畿大学薬学部薬用資源学研究室の研究成果をもとに、近大発ベンチャー企業の㈱ア・ファーマ近大(大阪府東大阪市)が開発したサプリメント『機能性表示食品 近大サプリ 青みかん』を、10月4日に新発売した。温州みかんに含有するヘスペリジンやナリルチンを機能性関与成分として、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する機能性表示食品。
『近大サプリ 青みかん』は、近畿大薬学部薬用資源学研究室の研究成果に基づいて開発された機能性表示食品。ア・ファーマ近大が和歌山県有田地方の契約農家と設立した「近大青ミカン組合やア・ファーマ近大の管理園地で、栽培方法・成分含量・風味にこだわって管理栽培された「青みかん」(夏に早摘みした和歌山県産温州みかん)の乾燥粉末を主原料としている。
ア・ファーマ近大では、平成16年(2004年)の創業時から青みかん関連商品を販売しており、健康維持を心掛ける人々が愛用、同社の基幹商品となっている。
昨今、日本人の約2人に1人が、季節に関係なくハウスダストなどさまざまな要因で鼻に不快感をもっているといわれている。
ア・ファーマ近大では、近大サプリを通じて、より多くの人々の健康的な生活に貢献したいという思いから、食品の健康機能をわかりやすく表示することができる「機能性表示食品」としての販売を目指して、臨床試験を実施するなどエビデンスを積み重ねてきた。令和3年(2021年)12月、消費者庁に「ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する『機能性表示食品 近大サプリ 青みかん』」の届出を行い、機能性表示食品としての受付が完了し発売開始に至った。