■ポイント□
〇「〝オール近大〟川俣町発・復興人材育成プロジェクト」の一環として、川俣町産の完熟いちごを使ったジェラートを産官学連携で開発
〇農学部の学生が商品企画やレシピ考案を行い、文芸学部の学生がパッケージをデザイン
〇大学が有する福島県復興に資する知の集積・活用の進展をめざす
近畿大学農学部は、㈱川俣町農業振興公社(福島県川俣町)、福島県川俣町、㈱テンダーボックス(奈良県平群町)との産官学連携により、東日本大震災復興支援の一環として、「かわまたジェラート 完熟いちご」を企画・開発した。8月27日㈯に、川俣町にある道の駅川俣にて販売を開始する。
近畿大では、「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業(事業名:〝オール近大〟川俣町発・復興人材育成プロジェクト)」を活用し、農学部が中心となって、川俣町関係者と共同で、福島県川俣町の地域資源を生かした商品開発やメニュー開発等を行っている。
この取組の一環として、㈱川俣町農業振興公社、福島県川俣町、株式会社テンダーボックスとの産官学連携により、「かわまたジェラート 完熟いちご」を企画・開発しました。
川俣町産の完熟いちご(品種:紅ほっぺ、よつぼし)を使った、川俣の魅力を味わうことができるジェラートで、令和2年度(2020年度)から順次、共同開発で商品化している「かわまたジェラート ブルーベリーミックス」、「かわまたジェラート 川俣シャモになる卵のカスタード」に続く、「かわまたジェラート」の第3弾商品。
商品化にあたり、近畿大学農学部農業生産科学科農業経営経済学研究室、花卉園芸学研究室、食品栄養学科栄養教育学研究室の学生が商品企画と川俣町関係者への提案、レシピ考案、試食調査を行った。
また、パッケージについては、文芸学部文化デザイン学科の学生が、㈱川俣町農業振興公社や福島県川俣町等からの意見をもとに、デザインを行った。