【農研機構】ＷＡＧＲＩに対応した露地野菜の生育予測ＡＰＩの試験利用登録を開始　「ＮＡＲＯ生育・収量予測ツール」で露地野菜６品目の生育予測が可能に

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■ポイント□

〇農業データ連携基盤「ＷＡＧＲＩ１」を通じて利用できる『ＮＡＲＯ生育・収量予測ツール』に露地野菜6品目、キャベツ、レタス、ブロッコリー、ホウレンソウ、タマネギ、葉ネギの生育予測ＡＰＩ２)を追加し、公開

〇ＡＰＩ試験利用の登録を１月１０日に開始。試験利用の登録から１年間は、ＷＡＧＲＩ会員としての利用料のみで、ＡＰＩを無料で利用できる。

農研機構では、「農業データ連携基盤〝ＷＡＧＲＩ〟」を通じて利用できるＷｅｂ－ＡＰＩ「ＮＡＲＯ生育・収量予測ツール」を開発し、施設野菜３品目の生育予測ＡＰＩを提供している。

今回、露地野菜６品目について高精度な生育予測データの提供を可能にするため、開発した品目ごとの生育モデルのプログラムを、生育予測ＡＰＩとして「ＮＡＲＯ生育・収量予測ツール」に実装した。

このＡＰＩは、ＷＡＧＲＩにすでに実装されている「ＮＡＲＯ生育・収量予測ツール」に対応品目のラインナップを追加するもの。実装済みの施設野菜３品目（トマト、パプリカ、キュウリ）に加えて、露地野菜の主要な６品目であるキャベツ、レタス、ブロッコリー、ホウレンソウ、タマネギ、葉ネギを選択できるようになった。

このＡＰＩは主に栽培管理システム等の開発や運用を行うＩＣＴベンダー向けに提供。気象データに基づいた露地野菜の高精度な生育予測情報を取得できるようになる。農研機構では今後、対応品目を順次拡大していく予定。

「ＮＡＲＯ生育・収量予測ツール」での露地野菜６品目の生育予測ＡＰＩについて、１月１０日に試験利用の登録を開始した。試験利用の登録から１年間は、ＷＡＧＲＩの有料の利用会員登録をしてもらうことで、ＡＰＩを無料で利用することができる。１年後以降に同ＡＰＩを継続利用される場合は別途有料となる。

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