東京農工大学は11月12日㈮から14日㈰に、学園祭「第63回農工祭」を開催する。今年は、新型コロナウイルス感染症の状況に鑑み、府中キャンパスでの対面とオンラインのハイブリッドで実施する。また、対面の会場では、構内に入場できる人数を一昨年の約半分である1日2000人とし、学生が開発したQRコードによって参加者の一人ひとりの行動を追跡するシステムを導入。感染リスクの低減や、感染者が出た場合の早急な対応につなげる。
当日は、「農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター(FSセンター)」で製造された味噌・乳酸菌飲料の予約販売や、「林科」の焼き鳥、「森の派出所」のバウムクーヘン、「狩り部」の鹿串カツなど、例年好評を得ている農工大ならではの模擬店を用意。また、オンラインフェスでの迫力あるパフォーマンスや、新企画のeスポーツ大会など、対面とオンラインの両方で、多くの人々に楽しんでもらえる企画を用意している。
第63回農工祭実行委員会の学生たちが中心となり、今年で63回となる学園祭を、次世代にも繋いでいけるように奮闘中。農工大では、「たくさんのご参加をお待ちしております」としている。