中央省庁及び都道府県の機関や関連団体などの事務従事者を対象に、執務上の参考に供するための各種情報を正確・確実・迅速にお届けしています。
萩生田光一文部科学大臣は、高等教育の修学支援新制度に関して、制度開始２年目となる今年度は、現時点で昨年度を大きく上回る約３２万人が給付対象となっていることを公表した。９月１４日の閣議後会見で発表した。
高等教育の修学支援新制度。家庭の経済事情に左右されることなく、誰もが希望する質の高い高等教育を受けられるよう、真に支援を必要とする者に対し、授業料等減免と給付型奨学金の支援を行うもの。
初年度の令和２年度は、約２７万人に対して支援を行ったが、これまでのさまざまな周知方向活動により、制度開始２年目となる今年度は、現時点で、約３２万人の学生などに支援を行っている。
高校生の募集も開始
萩生田大臣は、今月から大学等在学者向けの後期募集も始まっていることを紹介し、多くの大学生らに申請するよう促している。
また、高校３年生の予約採用の募集にも言及した。毎年春に行っているが、就職希望のために申し込みをしていなかったものの、その後、夏休みなどを通じて、進学に進路を変更した生徒等を対象とした秋の募集期間を新たに設けたことを紹介。「大学等に進学を待たずに申し込むことができるので、まだ申し込んでいない高校３年生には積極的に活用していただきたい」と述べた。
Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.
