2021年5月18日 【萩生田大臣】運動会は「直ちに中止でなく、開催へ工夫を」

 

萩生田光一文部科学大臣は、新型コロナウイルス感染症が依然終息に至っていないなかであるが、運動会や体育祭といった学校行事に関して、「直ちに中止ではなく、実施方法の変更を含めて、実施の可能性をそれぞれの現場で模索していただきたい」と述べた。5月11日の閣議後会見で、記者からの質問に答えたもの。

萩生田大臣は、運動会や体育祭等の学校行事は、子供たちにとってかけがえのない行事で、また、学習的効果も大きいとの認識を示した。その上で、「コロナ禍にあって、緊急事態宣言などでこういったイベントができない、あるいは躊躇している自治体があるのは承知しているが、直ちに中止ではなくて、日程を変えて、例えば春の行事を秋に移していただくような、去年と同じような試みをしていただきたい」と語った。

例えば、1日の予定を半日に切り替え、種目を絞って実施することや、平日開催とするなど、工夫例を紹介。感染拡大により即中止ではなく、開催できる工夫を、各学校現場で行うことなどを求めた。


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