萩生田光一文部科学大臣は、新型コロナウイルス感染症ワクチン職域接種の新規受付を一時停止する方針が政府から示されたことに踏まえ、現在文部科学省に申請・相談のあった大学に関しては、供給できるよう万全の対応を取る考えを表明した。6月25日の閣議会見で述べた。
文科省では、コロナ禍で通常であれば行うことができた学習活動を十分に行うことができなかった大学生らがワクチン接種を希望する場合には、可能な限り夏休みが終了するまでに接種を行うことが重要との方針を示している。
萩生田大臣は「大学でのワクチン接種は、他の職域接種と(性格が)違うと、政府内でも理解を得ている」と指摘。その上で、「準備をしている大学でのワクチン接種が不可能になることがないよう、対応をしっかりしていきたい」と語った。