2021年7月20日 【萩生田大臣】「著作権制度・政策のあり方」を文化審分科会で諮問 

 

萩生田光一文部科学大臣は7月19日の文化審議会著作権分科会に出席し、「デジタルトランスフォーメーション(DX)時代に対応した著作権制度・政策のあり方に関する諮問を行った。

萩生田大臣は、著作権法は社会の変化に着実に対応するため、これまで累次にわたる制度改正を重ねてきたが、昨今の急激なデジタル化により、誰もがコンテンツの創作を行い、さまざまなユーザーがコンテンツを容易に利用し、さらなる創作が行われるようになるなどの環境の変化に対応することが急務」との考えをあらためて表明。

このため、社会の変化や技術の進展に対応し、クリエーターの権利保護や適切な対価還元と利用円滑化の両立を図ることを基本としながら、コンテンツ創作の好循環を最大化していくことが重要で、こうした考えを踏まえて諮問を行ったと、説明した。

萩生田大臣は、翌20日の閣議後会見で、「文化芸術をはじめ、わが国発展の基盤となる著作権制度政策を総合的に提案するため、文化審議会での積極的な議論を期待している」と述べた。

 


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