2022年3月22日 【芝浦工大】佐渡市と包括連携協定を締結

□ポイント■

○人口減少・超高齢化の社会的課題と持続可能な地域づくりを創造

○コンパクトで持続可能なモデルを展開

○人が豊かに暮らせる仕組みを離島佐渡で実現

 

芝浦工業大学(東京都港区)は新潟県佐渡市との間で包括連携協定を3月10日に締結した。包括的な連携のもと、多様な分野で相互に協力し、人口減少・超高齢化等の社会的課題の解決と持続的な地域づくりの創造に向けて、地域社会の発展及び世界貢献に貢献する人材育成と地域産業の振興につなげることを目的とするもの。

連携協力するのは、①〝人〟と〝知〟の交流、情報の交流、技術の交流、②豊かな産業と地域空間の創造、③脱炭素地域及び地域経済循環の形成に関すること。また、④資源循環の推進及び地域産業の育成や、⑤自然資源・生物多様性の保全による地域活性化、⑥多様な文化・教育及び人材育成などでも連携協力を深めることとしている。

進学で若者が流出、コロナによる観光産業低迷も顕著に

人口減少や少子高齢化の進行、多発する大規模災害へ不安、さらに、情報端末の普及、デジタル化の急速な進展といった点で離島はハンデを抱えている。このため、進学などのため若者が島外に流出するとともに、新型コロナによる外出・旅行控えによる観光産業の低迷といった課題も顕著になっている。

こうした現状に伴い、地域経済・産業の縮小や地域コミュニティの低下を招くことが危惧されており、ライフラインへの影響も懸念される。今回の協定締結を機に、大学と離島自治体が連携することで、コンパクトで持続可能なモデルを展開。「人が豊かに暮らせる仕組み」を離島佐渡で実現することを目指す。


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