経済産業省と文部科学省は、今年度の「キャリア教育アワード」、「キャリア教育推進連携表彰」の候補となる取組を募集している。
キャリア教育アワードは、子どもや若者たちに対して、仕事のやりがいや学校での学びと実社会とのつながりを伝える「キャリア教育」に取り組む企業等の活動を表彰するもの。キャリア教育推進連携表彰は、教育関係者と地域・社会や産業界の関係者が連携・協働して取り組む「キャリア教育」の先進事例を表彰している。
両省によると、将来のわが国を支える子どもや若者たちの育成は、学校だけに限らず、企業や地域が連携し、社会全体で取り組んでいくべき課題。人生100年時代が到来する中で、個人がみずからの問題意識を持ち、学び、働くことを通じて、自らの「羅針盤」をもってキャリアを構築していくことがますます重要になっているという。
キャリア教育では、従来にも増して教育効果の向上が必要であり、「学習内容と社会との繋がり」が実感できるものを教育現場に継続的に提供し続けること、そのために企業と学校関係者が密接に連携することが求められる。