立教大学(東京都豊島区)は、㈱武蔵野銀行(さいたま市)との産学連携協定に基づき、埼玉県の観光による地域活性化「ぶらって埼玉プロジェクト」の一環として、埼玉県川越のまち歩きマップ『ぶらって川越』〝ステキな人々(ヒト)×歴史(トキ)感じるまちと出逢い〟を制作、1月22日にマップ完成披露・贈呈式を執り行う。
まち歩きマップとして9作目、ぶらってシリーズとしては10作目となる『ぶらって川越』は、立教大観光学部の西川 亮准教授が担当するゼミの学生が制作した。川越版のテーマは、いつまでも変化しない本質なものを忘れないなかにも、新しく変化を重ねているものを取り入れることである「不易流行」。川越の歴史資源について、〝時代が変わっても変わらず大切にしてきた要素〟〝時代に合わせて上手に変化してきた要素〟を学生の視点で見出し、川越の〝継承と創造の歴史〟を伝え、未来につなげる観光を提案している。
幸手編、羽生編など発行
立教大では、埼玉県の地域活性化に貢献することを目的とした武蔵野銀行との産学連携協定を2007年7月に締結。同協定に基づく具体的な取組として、埼玉県の観光による地域活性化「ぶらって埼玉プロジェクト」を継続している。
同プロジェクトでは、まち歩きなどによる地域活性化を目的として、2008年度に『ぶらって幸手』、2009年度に『同羽生』、2010年度に『同行田』、2011年度に『同加須』、2013年度には『同氷川参道』などを発行している。