2022年6月6日 【立命館大】国内大学初、ランゲージ・アカデミー」を導入 大学院生が「いつでもどこでも12言語を学ぶ環境構築

■ポイント□

〇国内大学で初のランゲージ・アカデミーを導入。ヨーロッパの多数の大学で導入実績あり。

〇研究の高度化・グローバル化を目指し、大学院正規課程の全大学院生に導入

〇研究に励む大学院生に、いつでも・どこでも学べるオンライン語学学習PFを提供

 

立命館大学は6月1日、約3800人の大学院生を対象に、goFLUENT㈱(東京都中央区、ゴーフルエント)が提供するオンライン語学学習プラットフォーム「ランゲージ・アカデミー」を導入した。国内大学でのランゲージ・アカデミー導入は、立命館大が初めてとなる。同大大学院生は、ランゲージ・アカデミーにいつでもどこからでも自由にアクセスし、英語をはじめとする12言語を学ぶことができることとなる。

ゴーフルエントの語学ソリューションは、世界で1000社以上のグローバル企業・大学に導入され、200万人以上の学習者に利用されている。ランゲージ・アカデミーは、企業や大学の学びの文化を醸成するソリューションとして、テクノロジー、コンテンツ、ヒューマン・インタラクションを融合したパーソナライズされた学習体験を提供している。

ランゲージ・アカデミーでは、レベル診断テストのほかに、①ビデオ、②ニュース記事、③語彙、④文法、⑤How to‐といった五つの教材タイプでさまざまなテーマに基づいた 1万以上のコンテンツを使ってマイクロラーニングが可能。コンテンツパートナーとして、ニューヨークタイムズやハーバードビジネスレビュー、AFP通信、WOBIのメディアから素材を入手しコンテンツを毎週アップデートしており、生きた英語を学ぶことができる。

メインの英語学習以外にも、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語、ロシア語、中国語、アラビア語、韓国語、日本語をeラーニングで学ぶことができる。

大学院全体の高度化・グローバル化目指す

立命館大は、「学園ビジョン R2030 チャレンジ・デザイン」を策定し、次世代研究大学の実現と創発性人材の育成を政策目標に掲げ、研究成果の創出と人材輩出による社会共生価値の創造を目指している。

この目標の実現に向け、これまで以上に世界中で多様な連携を推進し、傑出した研究者が共働して研究に取り組むとともに、同大大学院生が世界中の研究拠点で研究活動に従事する機会を構築することが、グローバルな研究と社会を担う人材の育成につながると考えている。

そこで、求められるのが英語力はじめ、研究分野にあわせた多様な外国語における高度な運用能力。大学院生のニーズに合わせて、幅広い言語を学習する機会と、多忙な研究活動の合間に「いつでも・どこでも学べる」学習環境を提供することにした。同大にとって大学院生は、研究活動を推進する重要な研究資源の一つ。大学院生の外国語運用能力を養成することで、大学院全体の研究の高度化・グローバル化を目指す


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