リチウムイオン電池の開発で2019年ノーベル化学賞を受賞した名城大学の吉野 彰特別名誉教授(73)が4月1日、同大終身教授に就任した。今後の呼称は、名城大学終身教授・特別栄誉教授となる。
終身教授の就任は、青色LEDの発明で2014年ノーベル物理学賞を受賞した故赤﨑 勇終身教授・特別栄誉教授とカーボンナノチューブを発見した飯島澄男終身教授(81)が2010年4月1日就いて以来、3人目となる。
終身教授は、名城大における教育・研究の推進及び活性化、同大の行う社会貢献活動に寄与することを目的として2009年11月に制度ができた。
定年は設けず、著しい功績等を挙げた教授などが就任する。