環境省は、消費者庁、農林水産省などと連携し、12月から1月まで、「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを実施する。
わが国での「食品ロス」は、年間約570万トンと推計されており、食品ロス削減推進法においては、消費者・事業者・地方公共団体を含む様々な主体が連携し、国民運動として食品ロスの削減を推進することとされている。
全国共同キャンペーンは食品ロス削減の普及啓発を行うもので、外食時の食べきりをはじめ、新型コロナウイルス感染症対策として、テイクアウト等による家庭での食事の機会の増加も考慮し、テイクアウト時の適量購入や家庭での食べきりついても啓発する。
また、外食時には、残さず食べきることが大切だが、環境省では、どうしても食べきれない場合の「mottECO(もってこ)」(食べ残しを持ち帰る行為)に取り組むことも啓発していく。