横浜市立大学は、SDGs(持続可能な開発目標)の取組の一環として神奈川県が発行するグリーンボンド(神奈川県第2回5年公募公債)への投資を決定した。
このグリーンボンドは、神奈川県が発行する公債で、地球温暖化や気候変動など、環境分野への取組みを推進するために発行される債券です。今回の債券の調達資金は、「神奈川県水防災戦略」での河川・海岸・砂防に関する新たな事業資金として充当される。
神奈川県は内閣府の「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されており、これまでに発生した台風の被害などを受けて、〝誰一人取り残さない〟というSDGsの理念を踏まえた『かながわ気候非常事態宣言』を策定している。
教育・研究・医療・法人経営の各分野でSDGsを進める横浜市大では、この債券への投資により、神奈川県での豪雨や台風等による水災害への対策、気候変動への適応の取組みに貢献することで、持続可能でレジリエントな社会の実現を目指すこととしている。