横浜市立大学では、市民向けの生涯学習講座であるエクステンション講座を開講している。今年4月から9月に開講する講座のリーフレットを横浜市内の区役所や図書館に配布し、募集を開始する。
今年度は、カテゴリーを見直し、新たにみなとみらい特別講座(3講座)を追加して九つのカテゴリーで講座を展開する。
みなとみらい特別講座は、社会人世代をメインターゲットとし、サスティナビリティ、CSRやSDGsなど、社会で注目されている内容の講座をみなとみらいサテライトキャンパスで開講する。小中高校生向けの講座(4講座)のうち、先行して申込を開始した「10代のためのアントレプレナーシップ」は定員に達したため定員枠を拡大した。
このほか、同大学生が受講する正規科目「企業家(起業家)に学ぶ」の一般公開や、「社会課題解決のための起業家精神」など、〝起業〟という社会の関心が高い内容の講座を揃えている。また、医療講座では、臨床現場で活躍している医師が最新の動向から身近な病に関する予防や対策など、幅広い内容で開講する。
講座の開催方法は、オンライン、対面方式、オンラインと対面のハイブリッド方式と講座ごとに選択肢を増やすことで、受講機会の拡充を図っている。