東京工業大学は、昨年末に設置した「データサイエンス・AI全学教育機構」の設置記念シンポジウムを3月13日午後1時30分から4時20分まで大岡山キャンパス西9号館2階デジタル多目的ホールで開催する。
東工大では、全国に先駆けて実施してきたデータサイエンス・AI大学院全学教育を学士課程も含めた全学教育に拡大し、さらに企業や他大学との連携を深めるために、データサイエンス・AI全学教育機構を昨年12月1日に設置した。
同機構が柱としているのは、これまでの東工大におけるデータサイエンス・AI教育分野の経験と実績を基にした、1)学士課程から大学院まで一貫した全学教育プログラムの拡大・推進、2)社会的課題解決能力を身につけるための企業連携、3)国内外の他大学への授業配信などの連携、の3つ。
データサイエンスや人工知能(DS・AI)の技能をもった多様な専門分野の垣根を越えて、領域横断的に社会的課題を解決できる「共創型エキスパート」人材を広く育成していくことを狙いとしている。