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東京工業大学が組織的連携協定を締結している㈱みらい創造機構は、東工大に関連するベンチャーキャピタルファンド『みらい創造二号投資事業有限責任組合』（みらい創造二号ファンド）を設立したと、このほど発表しました。みらい創造二号ファンドは東工大に関連する研究者・卒業生等の人材や最先端技術を利用・活用するベンチャー企業を中心に投資・経営支援を行う。みらい創造機構は２０１６年、東工大と協定を結ぶとともに、『みらい創造一号投資事業有限責任組合』（みらい創造一号ファンド）を設立。みらい創造一号ファンドは東工大関連ベンチャー２６社へ投資し、２０１９年から３年連続３社のＩＰＯ（株式公開）を達成した。
２０２１年は〝ベンチャー元年〟
東工大は２０２１年を〝ベンチャー元年〟と位置づけ、東工大発ベンチャー創出の新たな取り組みを加速させている。これまで実施してきた東工大基金による学生スタートアップ支援、ＳＴＡＲＴｅｃｈ（実践起業塾）、ＧＡＰファンド支援等を拡大した。２０２１年度から新たにＪＳＴ ＳＣＯＲＥ事業「イノベーションデザイン・プラットフォーム（ＩｄＰ）」を主幹機関として実施。共同機関の慶應義塾大、東京医科歯科大、東京大とともに、ディープテック、医工連携などを対象領域として、起業家支援を行っている。
また、東工大と㈱みらい創造機構とは、みらい創造一号ファンドや、民間資金を活用した同大独自のＧＡＰファンドの組成、東工大生向けコワーキングＡｔｔｉｃ Ｌａｂの立ち上げ、ＩｄＰへの参画などを通して、共に技術シーズの事業化や東工大における起業文化の醸成を推進している。
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