2021年11月9日 【東大】12月にフォーラム開催 マイケル・サンデル教授やジャック・アタリ氏らが登壇

東京大学は12月2日㈭・3日㈮の2日間、「Tokyo Forum 2021」を開催致する。地球と人類社会が直面する課題について、異なる背景をもった多様な人々が自由に情報と意見を交換し、課題解決の方策を検討し提案する場であり、『Shaping the Future(未来を形作る)』を包括的なテーマとして、2019年から10年間にわたって実施する。

インターネットやAIなどによる昨今の科学発展は目覚ましく、21世紀の人間の生活は利便性を向上した。一方、デジタル・デバイド (digital divide)という言葉も生まれるなど、人や情報の越境による外界との接触の増大は、多くの人々を不安に陥れ、秩序は流動化している。

こうした状況下で迎えた今年のフォーラムのテーマは、「Science and the Human Mind(科学と人の心)」に決定。多分野の権威が世界中から集まり、科学進歩や科学によって新しく生じた心の不安について、活発に議論する。

基調講演には、わが国を代表する建築家である隈研吾東大特別教授・名誉教授、心理学の専門家であるイェール大のマーヴィン・チャン教授が登壇。また、2日間にわたって繰り広げられるパネルディスカッションには、ハーバード大のマイケル・サンデル教授や〝欧州の知性〟と称されるフランスの思想家・経済学者であるジャック・アタリ氏をはじめ、多数の世界の有識者が登壇する。


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