□ポイント■
○運営組織のDEIを徹底
○性別・国籍・職位によらず働きやすく学びやすい環境醸成
東北大学は4月5日に、男女共同参画の更なる推進と、多様性、公正性、包摂性を理念として掲げる「東北大学ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)推進宣言」を発出した。
工学研究科では、この宣言の下、「東北大学工学研究科 DEI 推進プロジェクト」を立ち上げ、①運営組織のDEIを徹底、②DEI推進度の評価/解析と情報公開を徹底、③性別・国籍・職位によらず働きやすく学びやすい環境を醸成‐に取り組む。
具体的な施策の第一弾として、まずはジェンダー・エクイティ&インクルージョンの速やかな実現のために、教授職の女性教授5名(任期なし)を工学全般の広い研究分野で募集する。
採用された教員は必要に応じて助教(任期付)を雇用可能。また、帯同支援策として、採用された方のパートナーが工学研究科の教育・研究に貢献できると審査により判断された場合、クロスアポイントメント制度で雇用することも可能。
今後さらに、性別・国籍・職位によらず働きやすく学びやすい環境を醸成するため、互いの理解の促進と、エクイティを確保するためのサポート(修学上の合理的配慮の強化、業績評価における配慮の導入、両立支援の継続など)の充実を進める。