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□ポイント■
○６年ぶりのドームシアター新作品
○佐々木蔵之介さんと櫻井孝宏さんがWキャストでナレーションを担当
○はやぶさ２プロジェクトマネージャの津田雄一さんも特別出演
日本科学未来館は４月１６日㈯に、６年ぶりとなるドームシアター新作品『ＩＮＨＥＲＩＴ～はやぶさ２・宙（そら）への夢と挑戦をのせて』を公開する。〝ＩＮＨＥＲＩＴ（インヘリット）＝継承〟をテーマに、技術者・研究者へのインタビューとＣＧ、イラストで構成する約３０分の映像作品を、群馬県の高崎市少年科学館と共同で企画制作した。先人から受け継がれてきた匠の技とものづくりへの思いを、小惑星探査機「はやぶさ２」の製作に関わった人々へのインタビューを通して伝える。そのうえで好奇心や挑戦を恐れない精神、さらに技術や知恵というバトンを未来につなぐ子供たちの姿をイラストにして届ける。
「はやぶさ２」は、全国の技術者や研究者が企業や組織の枠を超えてつながり作り上げた技術と情熱の結晶。今回共同制作した作品では、群馬、福島、神奈川、宮城の中小企業を訪問し、人工クレーター生成のための衝突装置や、採取したサンプルを格納する容器の製作に関わった技術者に、どのような思いで先輩社員から技術を継承し、今回の開発に取り組んだのか取材した。未来館では、「ミッションを成功へと導いた技術者の〝やり遂げるという強い気持ちを持つ〟〝若い人と一緒に仕事をしながら教えていくのが基本〟といった生の声をお聞きください」としている。
監督・演出を手がけるのは広告・ＣＭをはじめ演劇ユニット☆宇宙食堂を主催する新井総さん。監修は宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）宇宙科学研究所はやぶさ２プロジェクトの吉川真さん。
作品中では、「はやぶさ２」の技術開発を指揮した津田雄一さんが特別出演するほか、俳優の佐々木蔵之介さん/声優の櫻井孝宏さん（上映回ごとに交替）、声優の早見沙織さんがナレーションを担当、小惑星のサンプル採取に成功したミッションを紹介する。
イラストパートでは、星空を見上げながら自分の役割について自問する兄と、その妹を、ミュージカルやテレビなどで活躍する髙橋玲生さんと新津ちせさんが声優として演じている。
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