2021年11月29日 【未来館】「ジオ・コスモス」大規模メンテナンス中 球体ディスプレイの内部構造を初めて特別公開

日本科学未来館(略称:未来館、館長:浅川智恵子)は11月27日から年明け1月23日、現在大規模メンテナンスに伴い公開を休止しているシンボル展示『ジオ・コスモス』の普段は見られない内部構造を初めて公開するイベント「ただいまメンテ中!ジオ・コスモ

スの〝内部〟特別公開」を開催する。

ジオ・コスモスは直径約6㍍、重さ約13㌧。毎日、人工衛星の撮影データを取り込んでリアルな地球の雲の映像を流すとともに、球体を生かしたさまざまな映像作品を上映してきた。

現在、およそ11年ぶりに地上に降ろし、有機ELパネルから最新LEDパネルに、1万362枚のパネル一つひとつを手作業で貼り換え作業を行っている。メンテナンス後は、高輝度化、広色域化やHDR対応により、より明るく鮮やかで豊かな映像表現を見ることができるようになる。メンテナンス期間は来年3月末までの予定。

今回、期間限定で特別公開するのは「球体シェル」と呼ばれる発光パネルを貼り付けるための土台となる構造物の一部。1枚約300㌔のアルミ製で、8枚を組み合わせて球体をかたちづくっている。

それぞれの球体シェルには、発光パネルを取り付けるための穴がびっしりとあけられている。今回の公開では、この球体シェルを間近でじっくりと見ることができ、さらに時期によっては球体シェルの表面だけでなく、複雑な配線が見える裏側の様子も見学できる。


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