早稲田大学GSセンターは、11月27日㈯に、これまでわが国であまり触れられてこなかった「Xジェンダー/ノンバイナリー(男性/女性いずれかのジェンダー・アイデンティティを持たない人々をすべて)」たちがどのように社会の中で生き残ってきたのかを語るイベントをオンラインで実施する。このアイデンティティを自分自身がどう受け止めて共有しているのか、さらに、これからの社会文化をどう紡いでいくのかを考える。
2021年、ジェンダー・アイデンティティを取り巻く社会文化や医療、法律、福祉などの状況は目まぐるしく変化しており、有名人やスポーツ選手なども自分自身がノンバイナリーであることをカミングアウトすることも増えてきた。
このようななか、多世代の「Xジェンダー/ノンバイナリー」たちがどのように社会の中で生き残ってきたのかを語り、またそのアイデンティティを自分自身がどう受け止めているのかを共有。これからの社会文化をどう紡いでいくのかについて考えるためのイベントを行う。
このイベントは、五つの講義と三つのパネルディスカッションのテーマトークから構成される予定。「Xジェンダー/ノンバイナリー」などの言葉を通して集結している登壇者にQ&A機能を用いて随時質問をすることができる双方向型のイベントとなる。