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早稲田大学高等研究所は、１２月１２日㈪・１３日㈫に『不確実な時代のウェルビーイングとは』をテーマにした１５周年記念シンポジウムを早稲田大学早稲田キャンパス 小野記念講堂（２７号館地下２階）で開催する。１２ 日は午後２時から５時３０分、１３日は午後１時３０分から５時３０分。ZOOMでのウェビナー配信を行うなど、ハイブリット形式で実施される。参加費無料。
「気候変動、エネルギー問題、自然災害、食糧問題、新型コロナウィルスによるパンデミック、さらに、ウクライナ紛争と、現在、私たちが生活する世界は非常に不安定で不確実な時代を迎えている。このような先を見通すことが困難な時代で、高等教育機関はどのような役割を果たすことができるのか」。シンポジウムでは、学際的・国際的な研究機関である高等研究所の強みを活かし、不確実な時代の〝ウェルビーイング／ｗｅｌｌ‐ｂｅｉｎｇ〟のあり方を考える。
「エネルギー・サステナビリティ」「ライフ」を各日のサブテーマとして設定。「エネルギー問題」「持続可能な社会」など今日的な話題とともに、「文化・アート」「健康と安全」「インクルーシブ社会」といった日常生活に身近なトピックについて、自然科学、社会科学、人文科学の研究者が一堂に会し、それぞれの知見を活かし分野横断的に議論する。
また、早稲田大高等研究所の設置１５周年を記念し、基調講演講師としてドイツのコンスタンツ大学高等研究所⾧と名古屋大学高等研究院⾧を招へい。大学での高等研究所としての在り方について、当研究所前所⾧である有村俊秀教授よりカーボンニュートラルにおける経済学を中心とした社会科学の役割、さらにウェルビーイングとの関係について講演する。
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