早稲田大学は、〝研究推進×人材育成×社会貢献〟の三位一体によるカーボンニュートラルの実現を目指すため、「WasedaCarbon Net Zero Challenge 2030s」を宣言した。合わせて特設Webサイト『Waseda Carbon Net Zero Challenge』をプレ・オープンした。
今日、地球温暖化に起因する気候変動は世界中に異常気象をもたらし、生態系に深刻な影響を与え、人類は地球存亡の危機に直面している。10月30日からは、英国グラスゴーで第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)が開催されている。
また、国内では、COP26に合わせて、10月22日に、第6次エネルギー基本計画が閣議決定され、「2050年カーボンニュートラルの実現に向けた産業・競争・イノベーション政策と一体となった戦略的な技術開発・社会実装等の推進」が示されている。
国内外で、カーボンニュートラルの実現に向けた取組みが加速するなか、早稲田大も行動を起こすべき時が来たと捉え、11月1日に、「Waseda Carbon Net Zero Challenge 2030s」を宣言し、特設Webサイト『Waseda Carbon Net Zero Challenge』を公開した。
早稲田大では、①カーボンニュートラルを実現する最先端研究、②カーボンニュートラルに貢献する人材育成、③キャンパスのカーボンニュートラル達成―を三位一体で取り組み、新たな世界価値を創造することを基本方針として、創立150周年となる2032年を目途にカーボンニュートラルを達成することを目標としている。
プレ・オープンした特設WEBサイトでは、三つの方針を元に具体的に取り組む内容の紹介とスケジュールを掲載しており、今後、それらの成果についても随時サイトにて発信する予定。