国立新美術館では、パブリックスペースを使った小企画シリーズの第2弾として、『築地のはら ねずみっけ』を1月12日から5月29日まで開催している。新世代のアニメーション作家「築地のはら」によるプロジェクションマッピングを用意。国立新美術館の意外な場所にビビットカラーのねずみが出没する。
国立新美術館では、2022年から新規事業として美術館のパブリックスペースを使った小企画シリーズ「NACT View」を実施している。黒川紀章氏が設計した同館の建築は、スペクタクルでありつつ、細部にまで意匠が凝らされている。
同館では、多くの人が憩い、通り抜ける広場のようなパブリックスペースで、多くの来場者に楽しんでもらえるよう、若手から中堅の美術家、デザイナー、建築家、映像作家を招聘し、現代の多様な表現を紹介している。
企画の2回目となる同展では、2次元と3次元の融合をテーマに、実写にアニメーションを合成した映像やプロジェクションマッピングなど新しい切り口の作品を制作するアニメ作家・築地のはら(つきじ・のはら、1994年生)の作品を展示する。