文部科学省は、原子力発電所の廃止措置から芽生えるビジネスと豊かな暮らしを楽しむまちづくりを考える「つるが国際シンポジウム」を11月2日㈬・3日(㈭・祝日)に福井県若狭湾エネルギーセンターで開催する。福井県、敦賀市、福井大学共催。
初日の2日は、「福井県嶺南地域での廃止措置の状況と地域振興」「海外事例から学ぶ廃止措置を取り巻く課題と取り組み」に関して、ビデオメッセージや基調講演、講演が行われ、「廃止措置と地域振興に係る課題と対応」をテーマにパネルディスカッションが行われる。
3日は、福井県・嶺南地域の地元自治体の取り組みに関する講演と、「廃止措置ビジネスの課題と展望」「豊かな暮らしを楽しむまちづくり」をテーマとするパネルディスカッションがそれぞれ実施される。
OECDや原子力機関、国際原子炉研究開発機構、資源エネルギー庁、国際原子力機関などから担当者らを迎え原発廃止措置を萌芽とするビジネスと豊かな暮らしを楽しむまちづくりについて知見を深める。