文部科学省は、国土交通省、環境省、金融庁、国立環境研究所と連携して、気候変動リスク情報の活用の促進に向けた課題や今後の方向性を広く知ってもらうことを目的に、「気候変動リスク情報の活用促進に向けた公開シンポジウム」を10月11日㈫にオンライン会議方式で開催する。
シンポジウムでは、基調講演「気候関連開示の国際潮流と物理的リスク」をはじめ、JR西日本や農林中央金庫などでの気候変動リスク情報の活用事例報告、さらにパネルディスカッションなどが行われる。
産学官連携ネットの一環で実施
文科省では、関係省庁等と連携し、主に気候変動及び影響の予測や、気候関連情報開示タスクフォース(TCFD)開示支援等のコンサルティングサービスを行っている企業との意見交換・協働の場として、「気候変動リスク産官学連携ネットワーク」を令和3年度に設置して活動を進めており、シンポジウムは同ネット活動の一環として実施する。