2022年3月14日 【文科省】小中一貫教育課程の編成・実施事例集をHPで公開

 

文部科学省は、小中一貫した教育課程の編成・実施等に関する事例集(第2版)を、同省ホームページで公開している。

小中一貫教育については、平成27年に学校教育法等が改正され、同28年度から、義務教育学校、中学校併設型小学校及び小学校併設型中学校が制度化された。文科省では、28年12月に「小中一貫した教育課程の編成・実施に関する手引」を、30年1月に「小中一貫した教育課程の編成・実施に関する事例集」を、作成・公表した。

今回、制度化から5年を経て、全国で多様で彩り豊かな取組が蓄積されてきたこと、また、各地域の課題や実情を踏まえた独自の工夫が進展してきたこと等を踏まえ、今後、より一層の充実が図られるよう、全国各地の学校から特色ある取組や工夫を盛り込んだ「小中一貫した教育課程の編成・実施等に関する事例集 第2版」を作成した。

「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して」(令和3年1月26日・中央教育審議会)でも言及されているように、現在、9年間を見通した新時代の義務教育のあり方を検討していくことが必要とされている。

同省では、「各自治体や学校におかれては、本事例集を、小中一貫教育をより発展させていくための、参考にしていただければ幸いです」と、積極的な活用を促している。


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