文部科学省は、児童生徒に一人一台の情報端末などを提供することで個別最適化の学びを提供する「GIGAスクール」構想を進めているが、今年7月には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携して、「GIGAスクールと宇宙飛行士が連携した教育活動」に関するイベントを開催する。同省では、「全国どこからでも参加可能。子どもたちの宇宙や科学に対する興味・関心を高めたり、夢や希望を育んだり、感動を共有したりすることができる貴重な機会」として、積極的な活用を呼び掛けている。
イベントは7月5日の週の午後5時から7時の45分間にわたり実施する。国際宇宙ステーション(ISS)は日本と9時間の時差があり、宇宙飛行士が交信できる時間帯は1週間前ほどに確定する。
対象となるのは小学4年~6年。〝無重力の世界では水や食べ物はどのように動くの?〟〝宇宙ではどういう食事をしているの?〟といった宇宙での水や食べ物の動き方と食事の仕方にISS滞在の宇宙飛行士が解説する。星出宇宙飛行士による実演なども行われる。
JAXAYouTubeのライブ配信動画の視聴とともに、Google Formsを通じて、コメントや質問を書いたり、設問への投稿を行うことなどができる。