明治5年にわが国最初の全国規模の近代教育法令の「学制」が公布されてから、9月4日で150年を迎える。これを記念して文部科学省では、9月4日㈰午後1時から4時まで記念シンポジウムを開催し、YouTubeでライブ配信を行う。また、記念展示を9月1日から30日まで同省情報ひろばで開催する。
近代化を支えた明治期の教育を振り返るとともに、一人一人の多様な幸せ、社会全体の幸せのために、学校での学びの大きな方向性、教育の未来を考えるきっかけとする。永岡桂子文科大臣の挨拶、室伏広治スポーツ庁長官の記念講演「スポーツを通じた豊かな人生」に続いて、梶田叡一・聖ウルスラ学院理事長・元兵庫教育大学長が「学制150年について」と題して基調講演を行う。渡邉光一郎中央教育審議会会長をコーディネーターにパネルディスカッションを行う。参加申込は9月1日まで。