文部科学省は、地域連携プラットフォーム等の構築促進に向けたシンポジウム「大学の力を活用した地方創生に向けて」を7月13日午前10時からオンラインにより開催する。
大学等と地域の連携による地方創生の取組の促進を目的に、地域連携プラットフォームをはじめとした大学と地域の連携事例の発表やパネルディスカッションを通じて、地方創生の意義や課題を共有するのがねらい。
現在、全国各地で取組が進められている「大学と地域の連携」については、文科省としても極めて重要な課題と捉えており、今年度までに「地域連携プラットフォーム構築に関するガイドライン」の策定や、「大学等連携推進法人」制度の創設等により、一層多様かつ実効性のある連携を促進するための政策を実施している。現在も中教審大学分科会において「魅力ある地方大学」をテーマに議論が続けられているところ。
全国を見れば、取組が活発な地域が数多くある一方、自治体や大学が未だ十分に取り組むことができていない地域も存在する。
そのため、今回のシンポジウムでは、先進的な取組を進める大学等の事例発表と、実際の取組を有効に進めることができた理由や、連携の推進に必要な事項、取組そのものの意義等を参加者と共有し、各地域における一層の地域連携の促進を目指す。