文化庁と国立文化財機構奈良文化財研究所は、奈良県明日香村の「キトラ古墳壁画保存管理施設(キトラ古墳壁画体験館四神の館内)で国宝キトラ古墳壁画を公開する。また、国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設では、壁画・石材の修理作業を行ってきた「修理作業室」を窓ガラス越しで見ることができる。
キトラ古墳壁画の公開日時は5月22日㈯から6月20日㈰までの午前9次30分から午後4時30分。閉室日は6月2日・16日の両水曜日。場所はキトラ古墳壁画体験館「四神の館」内にあるキトラ古墳壁画保存管理施設。公開する壁画は東壁(青龍、十二支・寅)。
高松塚古墳壁画修理作業室の公開日時は5月22日㈯から同28日㈮の午前9時から午後4時30分。国営飛鳥歴史公園高松塚周辺地区内にある同修理施設で、西壁女子群像、東壁女子群像、東壁青龍、東壁男子群像、北壁玄武をそれぞれ公開する。
問い合わせは公開事務局(電話06‐6281‐3040)。見学希望者は事前にインターネットまたは往復はがきによる応募が必要。
今年度は今後、キトラ古墳壁画は7月24日~8月22日、10月16日~11月14日、1月22日~2月20日、高松塚古墳壁画は7月2日~30日、10月16日~22日、1月22日~28日にそれぞれ公開予定。