コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の支援事業である「ARTS for the future!(AFF)」。文化庁は、4月28日午後2時30分から開催する同事業の団体向け説明会を、YouTubeでライブ配信する。
文化庁長官と経済産業省審議官挨拶に続いて、経産省と文化庁からそれぞれ関係施策の説明が行われる。
新型コロナウイルスにより、多数の関係団体が文化芸術活動の自粛を余儀なくされている。AFFは、感染対策を十分実施した上で、積極的に公演等を開催し、文化芸術振興の幅広い担い手を巻き込みつつ、〝新たな日常〟であるウイズコロナ時代での新しい文化芸術活動のイノベーションを図るとともに、活動の持続可能性の強化につながる取組を支援するもの。令和2年度第3次補正予算に計上され、事業費は250億円にのぼる。
①不特定多数の者に公開する公演や展覧会などの活動を行い、チケット収入等を挙げることを前提とした積極的な活動、②今年1月8日以降に緊急事態措置区域とされた都道府県で実施を予定していた公演活動等や動画作成が対象。キャンセルとなった場合で、開催しなくても発生してしまった経費などもサポートされる。
補助額は、600万円、1000万円、1500万円、2000万円、2500万円と、助演規模によって上限を設ける。