文化庁は、「日本遺産サミットin小松」を11月13日・14日の両日、石川県こまつ芸術劇場うららなどをメイン会場として開催する。日本遺産のシンポジウムやPRブース、体験コーナーなど、〝見て、触れて、味わって〟日本の素晴らしい歴史・文化ストーリーを感じられる2日間となる。
テーマは『「日本遺産」で輝く!地域と人とものづくり』。地域の歴史的魅力や特色を通じて、わが国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定する「日本文化遺産」。サミットでは、これからの日本遺産を考え、魅力を国内だけでなく広く世界に発信する。
13日午前10時30分からのオープニングでは、アトラクション「長唄『勧進帳』抄」とともに、前文化庁長官で現在石川県立美術館長を務める青柳正規氏による基調講演、さらに「地域と人を繋げる日本遺産」をテーマとしたトークセッションなどが行われる。
2日目は日本遺産分科会を実施。①食文化、②石の文化、③織物文化など四つの分科会を用意し、日本遺産のストーリーを活かした地域づくりや魅力発信を、ストーリーの垣根を越えてテーマごとに議論する。