フリーランスや小規模団体が多い文化芸術関係者に対し、文化庁と日本芸術文化振興会などの文化関係独立行政法人が連携して、職域接種の一環として、7月5日から国立劇場で3200名のワクチン接種を行うこととした。
また8月中旬以降には、国立新美術館で1万5000名の文化芸術関係者へのワクチン接種を行うことを計画している。
6月29日の閣議会見で萩生田光一文部科学大臣は「新型コロナウイルス感染症により、稽古や公演の中止など、ご苦労されている文化芸術関係者に対し、少しでも早くワクチン接種の機会を提供することで、安全に文化芸術活動が再開できるように、文部科学省としてもしっかり準備を進めてまいりたい」と述べた。