2022年12月20日 【慶應大】慶應義塾福澤研究センター新収資料展、来年も新春開催

新春恒例の行事として、慶應義塾大学福澤研究センターが今年新たに収蔵した資料を紹介する。慶應義塾では1月10日の〝福澤先生誕生日〟に記念会を催す習慣が明治時代の末より100年以上続いている。その会場内で、福澤直筆の書幅などを飾って新年のお祝いを兼ねていたのがこの展示の起源で、戦後は新しく慶應義塾が入手した資料をお披露目する恒例行事となっている。従来は1月10日の1日限定公開でしたが、来年は1月10日㈫から2月4日㈯から長い期間観覧できることとなった。

今回は福澤直筆の手紙や書幅だけでなく、福澤門下生の手紙、明治期の塾生の日記などのほか、慶應義塾出身で陸軍中野学校1期生の蔵書、スケート部草創期選手愛用の下駄スケートなどの珍品も出陳される。

主な展示品

⒈福澤諭吉書幅「本来無一物とは云ひなから…」:明治32年(1899年)

⒉下駄スケート(金子諭吉使用):大正末~昭和初期頃

⒊犬養毅書簡小川桂三郎宛(小川武平の逝去を悼む):大正4 年(1915年)9月4日

⒋明治期の塾生の日記(吉田松次郎)

⒌福澤諭吉書簡小田部礼宛:明治27年(1894年)12月14日

⒍福澤家関係アルバム


株式会社官庁通信社
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-13-14
--総務部--TEL 03-3251-5751 FAX 03-3251-5753
--編集部--TEL 03-3251-5755 FAX 03-3251-5754

Copyright 株式会社官庁通信社 All Rights Reserved.