2023年2月20日 【東京医歯大】都、東大と「インクルーシブフード」の完成 摂食嚥下障害を持つ子どもを起点に開発

東京都と東京医科歯科大学、東京大学との共同事業で、摂食嚥下障害を持つ子どもを起点に開発され、食べやすい形態で誰もが食事を楽しめる「インクルーシブフード」の完成披露会が、2月25日に東京都港区大手町の「3ⅹ3 Lab Future」で開催されることとなった。今回の開発は、令和4年度の東京都と大学の共同事業である「インクルーシブフードの開発と普及」のなかで進められ、摂食嚥下障害を持ち、食事支援が必要な子どもを持つ親たちのコミュニティを運営する一般社団法人mogmog engine(もぐもぐ エンジン)がプロジェクトコーディネーターとして協力している。

加齢や、神経・筋疾患や脳性まひなどの原因により、食べ物を口の中に取り込み、咀嚼し、飲み込むという一連の動作をうまくできない摂食嚥下障害を持つ人は、国内に100万人以上いると言われている。

上手く飲み込めずに誤嚥を起こし、肺炎や窒息などの原因になることもあるため、食事の際にはとろみをつけたり、ペースト状にしたりと食べやすい形態にする対応が求められる。

これまで外食先や宅配などで提供される食べやすい形態に加工された介護食は、加齢などにより摂食嚥下が困難になった高齢者向けのものが多く、疾患などが原因で摂食嚥下障害を持つ子ども向けに作られたメニューはほとんどなかった。

今回のインクルーシブフード開発では、特に〝子どもが喜ぶメニュー/親が子どもに食べさせてみたいメニュー〟を目指して、一般社団法人mogmog engineと同法人が運営する、摂食嚥下障害を持ち食事支援が必要な子どもを持つ親たちのコミュニティ「スナック都ろ美(とろみ)」への参加者からアンケートや試食会などを通じて集めた意見を反映した。


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