東京慈恵会医科大学などを運営する学校法人慈恵大学は、昨年12月16日に㈱島津製作所と臨床分野での最先端技術の研究開発を推進し、研究成果を社会に還元するための5か年の包括連携協定を締結した。
慈恵大と島津製作所は、分析計測機器をはじめとする臨床検査装置や画像診断装置および関連分野での臨床ニーズの探索、共同研究の促進、人材育成を大学、附属病院、健診センターなどで進める。
今回の協定をきっかけに、『がん』『生活習慣病』『認知症・神経疾患』『感染症』など、基礎医学から臨床分野における幅広い領域での連携を図り、得られた成果の社会実装を通じて、医療機関の課題解決や人々のQOL(生活の質)向上など、広く社会に貢献することを目指す。