2022年7月14日 【大雪交流の家】「普及啓発資料」3種を作成

国立大雪青少年交流の家(藤井 玄所長)では、幼児期の外遊び、自然体験、読書活動の重要性を啓発するために三種類のリーフレットを作成した。

この資料は、保護者や青少年教育団体の指導者が、外遊びや自然体験、読書活動の効果を十分理解し、家庭や地域で取り組んでもらうことを目的としたもの。

「幼児期の外遊びを応援します」では、全国幼児教育研究協会の福井直美理事長監修のもとで作成。幼児期の外遊びには、自然に触れ様々な体験ができる「楽しいこと」がたくさんあり、「思考力・想像力・創造力の芽生え」を助長するなどの効果があることや、支援の視点についても触れている。

「子どもに良質な自然体験を提供します」は、青少年教育研究センター監修のもとに作成した。自然体験活動の機会が多い子供は、家庭環境などに左右されることなく、その後の成長に良い影響がみられることがあることや、親子で一緒に体験することが大きな教育効果を生む等の内容が掲載されている。

「子どもの読書活動を推進します」は、絵本専門士の資格を有する大雪交流の家の職員が作成した。絵本を読むことは、想像力が養われ、五感が刺激されるといった効果があることを青少年教育振興機構の調査研究データをもとに説明している。

大雪交流の家では、今後この資料を公共の広報スペースなどへの配架や、教育事業の参加者、施設の利用者への配布などをとおして周知していく。


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