2022年6月2日 【大阪公立大】飯田HDと大阪・関西万博に出展

■ポイント□

〇住宅と健康をテーマとした体験型展示

〇二酸化炭素を活用する住宅実現へ最新技術を紹介

〇学生が若者ならではの感性活かした提案

 

大阪公立大学は、飯田グループホールディングス㈱(本社:東京都武蔵野市)と共同で、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)にパビリオン出展を行う。①住宅と健康をテーマとした体験型の展示「ウエルネス・スマートハウス」や、②エネルギーの自給自足が可能な住宅、二酸化炭素を活用する住宅の実現に向けた最新技術―を展示予定。大阪公立大では、パビリオン出展に向けて、多様な専門性を持つ未来社会の中心人物である学生が、若者ならではの感性を活かした学生にしたできない提案を行い、〝いのち輝く未来社会のデザイン〟に挑戦する。

大阪公立大と飯田グループHDは、2015年から同大学人工光合成研究センターに共同研究部門を設け、人工光合成の共同研究を開始した。2020年には『人・社会・地球の健康』をテーマに、持続可能な社会を創造する〝未来型住宅〟や〝スマートシティ〟の実現に向けて、同大学健康科学イノベーションセンターに共同研究部門を設けるとともに、阿倍野キャンパス医学部内に『スマートライフサイエンスラボ』を開設するなど、多分野で共同研究開発を行ってきた。

こうしたなか、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と大阪公立大・飯田グループHDの研究テーマが一致していることを知り、パビリオン出展に応募することになった。

展示は、来館者参加型の展示コンテンツを準備。より快適で健康的な暮らしを実現するための最新技術や、カーボンニュートラルの実現に向けた新生活エネルギーを紹介する。具体的には「ウエルネス・スマートハウス」を展示。生活空間で健康データを収集、AIなどで解析することにより未病維持につなげたり、住宅が自立的に適切な健康アドバイスを行うなど、ライフステージやライフスタイルに応じ健康に豊かに暮らすことのできる未来の住空間を研究しており、住宅と健康をテーマとした体験型の展示を展開予定。

また、人工光合成技術・水素エネルギー利用研究に関する展示も実施。飯田グループと大阪公立大が共同で、従来にない人工光合成技術を搭載したエコハウスの実証実験が始めている。この技術を完成させ、エネルギーの自給自足が可能な住宅、二酸化炭素を活用する住宅の実現を目指しており、パビリオンで最新技術を披露する。


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